MENU

両親の介護でヘトヘトに疲れてます。兄弟が親の面倒をみないことを恨み始めている自分が怖い

両親の介護で疲れている50代女性

50代になってから両親の介護を一人で担ってきましたが、身も心もすっかり疲れ果ててしまいました。一人で介護しているのですから、心身ともに疲れてしまうのは当然のことですよね。しかも、兄や妹は手を貸してくれない。そんな状況で、不満や恨みが積もるのも自然なことです。でも、その感情があなた自身をも苦しめていることを自分自身で感じていませんか?この記事ではそんなあなたのために、介護で感じる不満や疲れ、そしてその解決策について詳しく解説します。遺産相続でのもめ事も見据え、どうすれば心の負担を少しでも軽くできるのか、具体的な方法を提案します。あなたが少しでも楽になるヒントが見つかれば嬉しいです。さあ、一緒に解決策を見つけていきましょう。

目次

1,親の介護で疲れると思うこと?

介護の日常で感じる疲れ

毎日が同じルーチンで始まり、同じルーチンで終わる。朝は親の身体を起こし、食事を用意して、薬を渡して、そして病院への付き添い。病院では長い待ち時間、診察が終わればまた次の予定へ。買い物、家事、そして親の身の回りの世話。一日が終わると、疲れて何もする気になれない。この繁忙が続くと、自分自身の健康もおろそかになりがちです。

兄弟が手を貸してくれない現実

兄や妹がいるにも関わらず、誰も手を貸してくれない。連絡を取っても「忙しいから無理」とか「自分には関係ない」といった返事が返ってくるだけ。そのせいで、一人で全ての責任を背負い、心身ともに疲れ果ててしまいます。特に祝日や週末になると、他の家族は自分の時間を楽しんでいるようで、そのギャップが余計に心を痛めます。

介護にかかる費用のストレス

介護は心だけでなく、財布にも大きな負担をかけます。特に高齢者が多く必要とする医療用品や介護用品は高価。それに、病院での診察費や薬代もかかります。これが毎月続くと、家計にも影響が出てきます。

介護施設への頼み方がわからない

介護施設に頼むことも考えたけれど、どうやって良い施設を選べばいいのか、費用はどれくらいかかるのか、といった不明点が多くて手が出せません。情報が多すぎて何から手をつけていいのかわからない、そんな状況も疲れの一因です。

介護と仕事の両立の難しさ

もしもフルタイムで働いている場合、介護と仕事の両立はさらに厳しくなります。仕事で疲れて帰ってきても、家では介護が待っています。そのため、自分の時間がまったく取れず、ストレスが溜まる一方です。

このように、介護には多くの側面で疲れを感じるポイントがあります。それぞれの疲れが積み重なると、心身ともに限界を迎えてしまうことも少なくありません。次に、この疲れやストレスがどうして起きるのか、その原因を探っていきましょう。

2,私だけが介護をしていて不満に思うこと?

兄弟が協力しないことへの不満

一番の不満は、やはり兄や妹が一切協力してくれないことですよね。親はみんなの親なのに、なぜ一人で全てを背負わなければならないのか。この不満は、ただ単に「手伝ってほしい」という物理的な負担だけでなく、心理的な負担にも繋がります。

他の家族が楽をしているように見える

特に祝日や週末に、SNSで兄弟が楽しそうに過ごしているのを見ると、そのギャップが余計に心を痛めます。自分だけが犠牲になっているようで、その不公平感がストレスとなります。

介護の専門知識がないのに頑張る

介護は専門的な知識や技術が必要な場面も多いです。しかし、そのような訓練を受けたわけでもないのに、何とか頑張っている状況です。そのため、自分自身が不慣れなことをしている不安や、もっと効率的な方法があるのではないかという疑問が、不満として積み重なります。

自分の時間がない

介護が始まってから、自分の時間がまったく取れなくなったと感じていませんか?趣味やリラックスする時間も削られ、24時間がすべて介護に費やされているような状態です。このような状況が続くと、自分が消耗していく一方です。

未来への不安と焦り

介護が始まると、未来に対する不安も増えます。特に遺産相続などで揉めそうな雰囲気があると、その先のことを考えるだけで疲れてしまいます。このような不安や焦りも、不満として心に積もっていきます。

社会的な評価への不満

最後に、社会的な評価も気になるポイントです。一般的には「親の介護をするのは当然」という風潮がありますが、その「当然」が時に重荷となり、不満を感じることもあります。

以上が、介護を一人で行っている際に感じる主な不満点です。これらの不満が積み重なると、心身ともに健康を害する可能性が高くなります。次に、このような不満を持ち続けるとどのようなデメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

3,不満を抱き続けるデメリット

心の健康が崩れる

不満を抱え続けると、ストレスが溜まり心の健康が崩れてしまいます。これが長期化すると、うつ症状や不安障害などの心の病につながる可能性もあります。

関係性が悪化する

不満を持ち続けると、その感情が行動や言葉に出てしまい、家族や親との関係性が悪化する可能性があります。特に、兄弟に対する不満が高じると、将来的に遺産相続などで大きなトラブルに発展することも。

身体的な健康問題

心が疲れると身体も疲れます。特に、ストレスが原因で高血圧や糖尿病、心臓病といった生活習慣病を発症するリスクが高まります。

介護の質が下がる

不満やストレスが積もると、それが介護の質にも影響します。手を抜いてしまったり、イライラして無理な力を入れてしまうなど、介護する側の心の余裕がなくなると、介護される側もその影響を受けます。

社会生活に影響

不満が積もると、それが外にも影響を与える可能性があります。例えば、友達や職場の人々とのコミュニケーションがうまくいかなくなる、または仕事に対するモチベーションが下がるなど、社会生活全般に悪影響を及ぼすことも。

人間関係の破綻

最悪の場合、家族間での人間関係が完全に破綻してしまう可能性もあります。これが起きると、介護はさらに一人で行うことになり、その負担は増大します。

精神的な孤立感

不満を抱き続けると、自分自身が孤立してしまう感覚に陥ることがあります。その結果、支え合いが必要な状況で、逆に自分が孤立してしまう可能性があります。

以上が、不満を抱き続けることで起こりうるデメリットです。これらを避け、より健全な心と身体を保つためには、次にどのような解決策があるのか考えていきましょう。

4,親の介護への不満を解決する方法

兄弟とのコミュニケーションを少しずつ改善する

まずは、兄弟とのコミュニケーションの方法を見直してみましょう。不満があるからといって、それをぶつけるだけでは解決には至りません。具体的な介護のシフトや負担の分担について、冷静に話し合う場を設けることが重要です。

専門家の意見を求める

介護に関する不満やストレスは、専門家の意見を求めることで解決の糸口が見えることもあります。カウンセリングや介護のプロに相談することで、新たな視点や方法を知ることができます。

サポートサービスを利用する

介護保険を活用して、外部のサポートサービスを利用する方法もあります。デイサービスやショートステイ、ヘルパーさんを頼むことで、少しでも負担を減らすことが可能です。

自分自身のケアも忘れずに

介護の不満がたまる一因として、自分自身のケアをおろそかにしている場合があります。定期的にリフレッシュする時間を作る、趣味や運動に時間を確保するなど、自分自身のメンテナンスも重要です。

感情のコントロールと発散

不満やストレスは、溜め込むよりも適切な方法で発散することが大切です。運動や瞑想、趣味などでストレスを発散する方法を見つけましょう。また、感情のコントロール方法を学ぶことで、不満が積もりにくくなることもあります。

法的手段を考慮する

最終手段として、法的な手段を考慮することもあります。特に遺産相続などで揉めそうな場合、早めに相続の専門家や弁護士に相談することで、後々のトラブルを防ぐことができます。

以上が、介護における不満を解消するための具体的な方法です。一つ一つの方法が全ての人に当てはまるわけではありませんが、いくつかの方法を試して、自分に合った解決策を見つけてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次